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6番弟子から14番弟子へ 墨付け作業の伝授が始まりました!②

2023.02.27(月)

墨付け作業も進んでいます。
1枚目の木材に書いてある文字!
これは「いろは番付」といって木材を加工する前に番号を振ってどの場所にどの方向で使うのかを決めてあるんです!!

2枚目は、さしがね(よく大工さんが使っているL字の定規の事です)を使って目印の線を付けている最中です。
この目印が加工するための軸となるのでとっても大事な作業なんです!


「墨付け」とは大工職人が木材を加工するために目印をつけることをいいます。
木材によってねじれや曲りがあるので確認しながら墨汁で印を付け、その印に合わせて刻み(加工)をしていきます。

プレカット加工(機械ですべて加工してしまうやり方)が主流となっている現在ですが、
実は、教える側の職人(墨付けから手加工まで出来る職人)の減少、大工になりたいという若者が減少しているのも現状なんです。

弊社ではこの貴重な技術を守り継承していけるように、兄弟子から弟弟子へ技術を受け継ぐ努力をしていきたいと思います。